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女性に多いすべり症とは?

症状・原因・セルフケア・予防をわかりやすく解説

すべり症(脊椎すべり症)は、背骨の一部が前後にズレることで、腰や下半身に症状を引き起こす疾患です。特に腰椎に多く見られ、中高年の方だけでなく、若い頃のスポーツ歴がある方にも発症することがあります。

症状

主な症状は腰痛ですが、特徴的なのは「腰を反らすと痛い」「立ち続けるとつらい」といった点です。また、長時間の立位や歩行で腰に重だるさを感じることもあります。進行すると神経が圧迫され、お尻から足にかけてのしびれや痛み(坐骨神経痛)が出ることもあります。さらに、歩くと症状が悪化し、休むと楽になる「間欠性跛行」がみられる場合もあります。

原因

原因は大きく2つに分けられます。ひとつは成長期のスポーツなどによる疲労骨折がきっかけとなる「分離すべり症」。もうひとつは加齢や姿勢の崩れ、筋力低下などにより徐々にズレていく「変性すべり症」です。特に、骨盤の傾きや体幹の弱さなど、体全体のバランスの乱れが腰への負担を増やし、発症や悪化につながります。

セルフケア方法

  • 姿勢の見直し:反り腰や猫背を避け、腰に負担の少ない姿勢を意識する
  • こまめな体勢変更:長時間同じ姿勢を続けない
  • 体幹の安定:無理のない範囲で腹部や股関節周りの筋肉を意識して使う
  • 動作の工夫:腰を急に反らす・ひねる動作を避ける

予防のポイント

  • 体幹(腹筋・背筋)をバランスよく使うこと
  • 骨盤や姿勢のバランスを整えること
  • 腰に負担のかかる動作を避けること
  • 適度に体を動かし、同じ姿勢を続けないこと

まとめ

すべり症は「骨のズレ」だけが原因ではなく、姿勢や筋肉の使い方、体のバランスが大きく関係しています。そのため、痛みのある部分だけでなく、全身を整える視点が重要です。

日常生活での姿勢や動作を見直し、体への負担を減らすことが、症状の軽減や再発予防につながります。特に、腰を守るための体幹の安定や、無理のない体の使い方を身につけることが大切です。

違和感や痛みを感じた場合は無理をせず、早めに体の状態を見直すことが、長く快適に過ごすためのポイントです。すべり症とうまく付き合いながら、負担の少ない体づくりを目指していきましょう。